2006年10月10日

書籍のご案内 ★ 『異物』

今日、10月9日は、ガイアの2冊目の新刊が出た記念すべき日だ。自分の小説『キリエの誕生』が2003年の発行だったので、3年ぶりの新刊発行である。まったく、呑気としかいいようがない。

タイトルは『異物』で、宮古島在住の小説家、永坂壽(ながさか・ひさし)さんの力作だ。南の島の暮らしを、幻想的でありながら、妙にリアルに浮き彫りにした味わい深い物語である。



詳細は、追ってまたご報告するつもりだが、宮古島つながり、というか、宮古島でいつも泊まるゲストハウス「ひららや」つながりで作り上げた本で、僕自身、感慨深いものがある。

著者の永坂さんは、宮古島の酒場のオーナーでもあり、ミュージシャンでもあり、ひょんな縁で(新宿ゴールデン街にあるバー「鳥立ち」に端を発する)宮古へ滞在したおり、永坂さんの酒場に通い出して、知り合った。

カバーの写真は、ひららやで知り合った東京のフォトグラファーの和田剛さん、本トビラの装画は、ひららやのスタッフをしている放浪の画家アマネさん、それに、「ひららや」のオーナーのヒロさんに、ガイア直売店(?)として、『異物』の販売を引き受けていただいた。

tobira.jpg


人と人とのつながりとは、不思議なものである。

そして、今日10月9日は、ひららやを紹介してくれたチハルちゃんと、永坂さんの結婚パーティの日だ。末永くお幸せに。新しい小説、新しい音楽、新しいカクテル、大いに期待しています。
(和田文夫)
posted by サンシロウ at 14:05| Comment(0) | TrackBack(1) | ■書籍のご案内
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Tracked: 2007-03-13 18:08