2020年09月01日

『孤島の発見』電子化日誌(1)2020年8月31日

BL-20-09-01_7258-修1.jpg

夜半、網戸から流れ込んでくる夜気が、ほんのりと冷たかった。ああ、夏が終わったのだと、すこし寂しくなる。すでに立秋が過ぎ、処暑に入っており、ようやく暑さが峠を越したということか。

いま、2007年に出版した宮古島の写真集『孤島の発見』の電子書籍化の編集作業をしている。2007年の紙版は112ページだったが、すでに140ページを超えている。当初は、単なる紙版の電子書籍化だったが、作業をしていくあいだに、欲が出てきたと言うべきか。これでは、「改訂新版」とか「増補改訂版」という注釈を加える必要があるかもしれない。

それにしても、写真というのは、撮ってから時間が経てば経つほど、記憶と同じように、切り取ったある一瞬に、さまざまな思い、情感、郷愁、憧憬、幸福感・・・などが追加されてゆく。いわば、自分が生きた時間への郷愁だ。

写真は、2012年7月9日、撮影。宮古島・砂山海岸へ通じる山道。火照った草の匂いが漂ってきそうだ。2007年の紙版には未収録。
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/187863088

この記事へのトラックバック