2020年09月02日

『孤島の発見』電子書籍化日誌(3)2020年9月2日

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「砂山ビーチ」の近くにある、あまり人が行かない浜辺に行くことのほうが多かった。こちらは、山道を越える必要はなかったが、密林あるいは沼地を越える必要があり、それはそれで楽しかった。

この浜辺では、ほとんど人の姿を見た記憶がないほど、静かな浜辺である。きれいに湾曲した、こぢんまりした湾から、地元の人はムーンビーチと呼んでいるらしい。宮古にいくといつも宿泊していたゲストハウスのオーナーからこの浜辺を教えてもらったときも、オーナーは「ムーンビーチ」と呼んでいたはずだ。

このビーチも、どこかの会社の私有地らしく、長年にわたってリゾート建築の予定地になっていたが、実際の施工が行われないので、僕のような部外者でも、その美しい浜で、のんびり過ごすことができたわけである。

湾の奥まった場所に位置しているので、あまり荒れることがなかったような気がする。もちろん、しょっちゅう行っていたわけではないので、なんとも言えないが。それにしても、穏やかで、見晴らしもよく、背後の林も美しかったので、友人たちと、この浜でのんびり過ごすときの「貸し切り感」が強烈だった印象がある。

[写真は、2012年7月9日に撮影。2007年の紙版『孤島の発見』には未収録]
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