宮古のスナップを記録しておこう。
(7月2日撮影 羽田〜宮古間)
下界の上は、いつも屈託がない。
(7月2日撮影 パイナガマビーチ)
夕立のあと、あまりの美しさに立ちすくむ。
(7月3日撮影 西平安名崎)
ぐりぐりと頭を締めつけられるような暑さが降ってくる。
もちろん、不快ではなく、突きぬけた爽快感。
このあと、携帯電話を蒼い海に献上したようで、宮古滞在中は、
携帯ショップで代替機を借りることに。
かなり、落ち込む。
なにひとつ、番号を覚えていない。
人と連絡をとることができない。
宮古を出る前に代替機を返却したので、あと数日は、携帯電話がない。
だが。
携帯がないと、ほんの少し、暮らしが静かになる。
もともと、携帯メールをしていないし、電話もそれほどかかってはこない。
しかし、携帯が手元にないと、暮らしに品が出てくる。
固定電話とはよく言ったものだ。
固定した場所でしか、電話がとれない。
のべつまくなし、人と接触しなくていい、ということだろうか。
一瞬、このまま携帯をやめようかとも思ったが、ひとつため息をついて、
新しいものを送ってもらうことにした。
宮古は、いつも私にあれこれ考えさせてくれる。
いい写真です。