2012年06月06日

新刊のご案内 ★ 『メルカトル・パノラマ』(その2)

仲本さんが『メルカトル・パノラマ』を初めて制作したのは、1986年にさかのぼる。
それはシカゴでのことだ。当時、欧米では新しい写真の動きがあり、時代は「撮る写真から創る写真へと主流が移りつつあった」という。そこで著者は、「写真の芸術的側面よりも、機能的な視点から、さまざまな組み合わせを考えていた」という。

みずから「飽きっぽい性格」という著者が、25年以上にわたり手がけてきた、おびただしい数の作品群。このあたりで、それを世に問うてみたい、という仲本さんの決意が出版に至ったといえるかもしれない。

さて、前回にひきつづき、今回も、ディテイルを示しながら、作品を紹介しよう。この作品は、仲本さんが2008年に旅した沖縄・座間味の写真で構成されたものだ。

1)まず4つのピースから

06-zama-2008_07.jpg

2)次に9つのピース

04-zama-2008_07.jpg


3)次は30のピース

03-zama-2008_07.jpg


4)次は120のピース

02-zama-2008_07.jpg

5)そして、完成作品

01-zama-2008_07.jpg

いかがでしょうか。
部分と全体、その全体がかもしだす複雑な彩りが、
世界の見方を変えてくれるようだ。         (つづく)


cov-mp0515.jpg

   『メルカトル・パノラマ デジタルフォトによるコラージュアートの世界』
   仲本 賢 著
   GAIART-COLLECTION 05
   (『栄町-ポラントリュイ肖像写真集』につづく、シリーズ第5弾)

   サイズ=タテ32×ヨコ24センチ
   本文:108頁=4色刷り(96頁)+モノクロ(8頁) ハードカバー

   定価 3,990円(税込)
   発行 ガイア・オペレーションズ
   発売 英治出版

posted by サンシロウ at 00:20| Comment(0) | TrackBack(0) | ■仲本賢作品集
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/56123063

この記事へのトラックバック