2012年07月11日

『孤島の発見 パート2』を想う(その4)2012年7月1日(日)

2012年7月1〜9日まで、社員旅行および撮影取材で、宮古島を訪ねた。2年ぶりのことだ。その間、いろいろな変化があったようだが、島の友人、知人たちは、まるで私が数日ぶりに訪れたかのように、むかしのままの笑顔で迎えてくれた。うれしい。島は、時の流れがとまっているのかもしれない。とりあえず、数枚、写真をご紹介しよう。


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(2012年7月1日撮影/九州〜沖縄間上空)

羽田で飛行機に乗り込んだとき、左翼の四分音符を見て、思わず笑ってしまった。なんで音符なんだと。航行中、気圧の乱れで翼が上下に動いたとき、音符が動いているように見えた。なぜか、バッハのチェンバロ曲「パルティータ」の序曲の旋律を思いうかべてしまった。


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(2012年7月1日撮影/九州〜沖縄間上空)

窓のそとに島影が見えると、思わず、ほっとする。何年も宇宙船で航行をつづけていたら、と想像してみた。気が狂うか、哲学者になるか、どちらかだろう。あの島には、どんな人たちが住んでいるのだろう。そんなことも想像してしまう。小さな島には、小さな、愛おしい暮らしがつづいているにちがいない。ささやかだけれど、大切なことを守り、背伸びしない、豊かな暮らしだ。原発や都市開発や大規模商業施設もないだろう。ということは、そんなものは必要ないということにも思える。それにしても、海岸線があまりに美しい。ため息しかでてこない。伊平屋島だろうか。


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(2012年7月2日撮影/クマザビーチ)

宮古島にはたぶん30回ほど訪れていると思うが、クマザビーチは、今回はじめて訪れた。ほとんど人がおらず貸切状態。もっとも宮古では、たいていそんな感じだが。こんなに美しい海岸に人がいないと、無人島にきたような錯覚におちいる。


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(2012年7月2日撮影/比嘉ロードパークより大神島をのぞむ)

中央にみえる小さな島が大神島。この島は、いつもひっそりと、ぼくらに孤高ということの意味を思い出させてくれる。


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(2012年7月3日撮影/来間島-長間浜)

ひさしぶりに、きりりと晴れわたった長間浜を見た気がする。あいかわらず、巨大な雲が警戒心もいだかず、手の届きそうな低いところを通りすぎてゆく。


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(2012年7月3日撮影/東平安名崎)

東平安名崎は、私がかってに聖地と決めている場所だ。この日は、満月で、島のひとが「スーパー・ムーン」と呼んでいたのが印象的だった。超満月、だろうか。いずれによせ、東平安名崎には月がよく似合う。


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(2012年7月4日撮影/池間大橋から大神島をのぞむ)

あわい、やわらかい桃色にそまった夕暮れの空。こんな色合いの大神島を見たのは初めて。雲があまりに島に近寄りすぎていて、注意したくなる。


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(2012年7月5日撮影/入江ちかく)

サトウキビがスポーツ刈りみたい。


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(2012年7月5日撮影/上野村ちかく)

ウミウシ5連発。


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(2012年7月6日撮影/池間島-東海岸)

ことばにならず。すべてが輝き、静止している。これいじょうの幸福は考えられない。それを至福というか。


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(2012年7月8日撮影/与那覇-前浜)

細くたなびいた雲が金色にかがやいていた。あいかわらずことばにならず。


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(2012年7月9日撮影/砂山ビーチ)

頭の真上から、太陽がバケツで光を投げつけてくるようだ。純白の砂と緑あざやかなアダンとモンパノキ、そして黒い日陰。もはや何も考えられない。ただ夏のなかに立ち尽くすだけだ。

(以上、すべてシグマSD15、17-50ミリで撮影)
posted by サンシロウ at 04:42| Comment(0) | TrackBack(0) | ★雲を眺めに宮古島
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