2013年07月04日

沖縄本島・読谷村出張記(その4-3)2013年6月17日(月)

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(写真をクリックすると拡大します/シグマ、DP2 Merrill)


喜名の番所から58号線を南下して、嘉手納町と読谷村の境を流
れる比謝川まで戻る。読谷村の南の入り口、比謝川大橋から読谷
村に入ってみたかったからだ。

真っ赤に塗られた比謝川大橋から川べりに目をやると、人が立っ
ている。釣り人だろうか。川は流れがなく、緑の池のように見え
た。気持ちよさそうな木陰のある遊歩道を歩きたかったが、あき
らめて、渡具知ビーチへ向かう。

猛烈な暑さのなか、ゆっくりと浜を歩いた。月曜日のせいか、人
の姿はほとんどない。頑丈なコンクリートでつくられた東屋の日
陰で、地元のオジイが昼寝をしている。射るような夏の光が、時
の流れを押しとどめているかのようだ。ときおり、その光を切り
裂くように、戦闘機が爆音をしたがえて嘉手納のほうへ消えてゆ
く。

白い道を歩いてゆくと、立派なアダンの木が立っている。ずっと
見ていると、まるで人のように思えてくる。浜の右手にある岩場
までいくと、若い男が、岩の上にすわって、海を見ている。暑く
ないのだろうか。さらに歩いてゆくと、三十半ばくらいの、アメ
リカ人の夫婦とすれちがった。

散策をきりあげて戻る途中、涼しげな木陰が目に入った。近づく
と、どうやら御嶽のようだ。岩の斜面に、鳥がじっと立ってい
る。東屋が、手入れのゆきとどいた芝生に黒い影を落としてい
る。そこに腰をおろして、しばらく、ぼんやりと、水平線をなが
める。少し眠くなってきた。このまま日が暮れるまで、昼寝をし
たらどうかという誘惑に駆られる。        (つづく)
posted by サンシロウ at 03:36| Comment(0) | TrackBack(0) | ★編集日記
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