2023年11月06日

佐藤ちひろさんが「ぶらり途中下車の旅」で紹介

『フェアアイル・ニッティングーーシェットランドからの贈りもの』
の著者、佐藤ちひろさんが、
日本テレビ「ぶらり途中下車の旅/京王線」で紹介されます。
放送は、2023年11月11日(土曜)朝9時25分〜10時30分。
ぜひ、ごらんください。

  A4判、140頁
  定価:本体2,400円+税
  発行:ガイア・オペレーションズ
  発売:英治出版
  発行:2011年3月(2刷)

  イギリスの北東に位置する小さな島、
  フェア島(シェットランド諸島の島)。
          その島に古くから伝わる伝統の編み物
  「フェアアイル・ニッティング」に魅せられた著者が、
  30年以上にわたって培った技法を書き下ろしたファン待望の本です。

著者の佐藤ちひろさんのショップ「シェーラ(SHAELA)」は、京王線つつじヶ丘から徒歩1分の場所にあります。

  書籍の詳細については、右のサイドバーにある「目次」の「フェアアイル・ニッティング」をクリックしてください。

2020年03月23日

雲を眺めに逗子海岸 No.1444/2020.3.23(月)

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(写真をクリックすると拡大します/SIGMA DP0 Quattro)

寒の戻りというほどでもないが、風が少し冷たい。
たっぷりと雲におおわれた夕暮れ。
雲の切れ間は、まるで大崎の輪郭を鋭い刃物で切開したように見える。
その切れ間から、富士と夕陽の顔がのぞいている。

春分/初候(10候:3月20〜24日)
雀、初めて巣くう。
日の出  5:41(前日  5:42)
日の入 17:56(前日 17:55)

2019年12月31日

雲を眺めに逗子海岸 No.1426/2019.12.31(火)

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(写真をクリックすると拡大します/SIGMA DP0 Quattro)

昼間、外を歩いていたら、汗ばむほどの陽気だった。
東の空には、積乱雲のような巨大な雲が棚引いていた。
だが、日が落ちるにしたがって、冷え込みが強まり、浜辺で震える。
夕焼けの照り返しが、まばゆいほどの黄金色で、あでやかだ。
南西の空に三日月、右に少し離れて金星、そして北西に富士山、
そして、鳳凰のような雲が流れ、鎌首をもたげた波頭が白く砕ける。
なんだか、主役が全員登場したような、豪華な夕暮れ。

冬至/次候(65候:12月27〜31日)
さわしかの角、落つる。
日の出  6:50(前日  6:50)
日の入 16:38(前日 16:37)

2019年08月24日

雲を眺めに逗子海岸 No.1413/2019.8.24(土)

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(写真をクリックすると拡大します/SIGMA DP0 Quattro)

夏の海にいる子どもたちを見て、じぶんの子ども時代を思い出した。
たしかに、元気で、夏を全身でうけとめ、遊んでいたなあと。
いまは、ただ暑い暑いと文句をいうばかり。
感受性を捨ててはいけないんだな、と夏の子どもたちに教えられた。

台風の影響だろうか。
うねりがやや強い。
空にはすでに秋の色がまざってきている。
立秋もすぎ、すでに処暑。
夏の終わりに一抹の寂しさを感じるのは、なぜなのか。

処暑/初候(40候:8月23〜27日)
綿のはなしべ、開く。
日の出  5:07(前日  5:06)
日の入 18:20(前日 18:21)

2019年06月21日

雲を眺めに逗子海岸 No.1405/2019.6.20(木)

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(写真をクリックすると拡大します/SIGMA DP0 Quattro)

静かで、しっとりとした夕べ。
暑くもなく、涼しくもないが、すこし湿っている。
青と灰色がまざったなかに、薄い桃色が浮いている。
夏に至ろうとしている。

芒種/末候(27候:6月16〜21日)
梅の実、黄ばむ。
日の出  4:26(前日  4:26)
日の入 18:59(前日 18:59)

2017年05月29日

雲を眺めに逗子海岸 No.1198/2017.5.29(月)

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(写真をクリックすると拡大します/SIGMA DP0 Quattro)

初夏らしい一日。
爽やかな風が吹き抜け、白い雲がゆっくりと流れてゆく。
午後三時、歯医者へ出かける。
路地に差す陽の光が、丸みをおびて、静止している。
光が止まると時の流れも止まっているように見える。
時の流れが止まるということは、永遠がそこにある、ということだろうか。
なんの変哲もない路地にも永遠が立っていることに気づいた。
夕方、雲はゆっくりと流れはじめ、ふたたび時が流れはじめた。

初夏/小満/次候(23候:5月26〜30日)
紅花、栄う。
日の出  4:29(前日  4:29)
日の入 18:49(前日 18:49)

2011年12月04日

〈フェアアイル・ニッティング 展示会〉のご案内
[この記事は、会期中はトップに置きます]

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立冬を迎え、一気に冷え込んできました。
ニッターの方々が、本腰を入れて編み始める季節が到来しました。

『フェアアイル・ニッティング シェトランドからの贈りもの』の著者、
佐藤ちひろさんが、東京・神田で作品展示会「シェットランドに魅せられて
2011−気がつけば20年、感謝をこめて−」を開催します。

フェアアイルを始めてみたいと思っている方や、新たなパターンを研究
しようと思っている方にも、うってつけの楽しい展示会です。

佐藤さんのフェアアイル作品の展示や、毛糸の販売、ニットに関する質問も
受け付けているということですので(11月30日は、著者不在です)、
ぜひこの機会に、フェアアイル・ニッティングに親しんでください。

 日時: 2011年11月25日(金)〜12月4日(日)
     11:30〜18:30(最終日は、17時まで)

 場所: 神田ラガンギャラリー
     千代田区神田須田町1-5-7 1F
     tel & fax 03-3254-8199

  アクセス:JR神田駅 北口から徒歩4分
     JR秋葉原駅 電気街口から徒歩4分
     都営新宿線 小川町駅/丸ノ内線 淡路町駅 A3出口から徒歩4分

 地図


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2011年03月02日

新刊のご案内『フェアアイル・ニッティング』(3)

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佐藤ちひろ作「Relation Bead」(C)photo by Tsuyoshi WADA


上の写真は、いつも元気をもらえるシェットランドをイメージしながら、ちひろさんが編んだマフラーです。全10色の毛糸を使って、色彩豊かな作品に仕上がっています。

新刊『フェアアイル・ニッティング』ですが、オンライン書店のアマゾンの該当ページで、3月2日に「在庫あり」の表示になりました。

ご予約・ご注文をいただいたお客様には、大変なご迷惑をおかけしたことを、あらためてお詫び申しあげます。商品の発送は、順調に行われているようです。

なお、ご案内が遅くなりましたが、『フェアアイル・ニッティング』の「特設サイト」をご用意しましたので、そちらもご覧いただければ幸いです。

今後とも、よろしくお願いいたします。

『フェアアイル・ニッティングーーシェットランドからの贈りもの』
佐藤ちひろ著

  A4判、140頁
  定価2,520円
  発行:ガイア・オペレーションズ
  発売:英治出版
  2月14日、発売予定

  イギリスの北東に位置する小さな島、フェア島(シェットランド諸島の島)。
  その島に古くから伝わる伝統の編み物「フェアアイル・ニッティング」に
  魅せられた著者が、20年間にわたり培った技法を書き下ろした
  ファン待望の本です。

2011年03月01日

新刊のご案内『フェアアイル・ニッティング』(2)

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佐藤ちひろ作「Kimono」(C)photo by Tsuyoshi WADA


2月14日発売の新刊『フェアアイル・ニッティング』ですが、おかげさまで、たいへんご好評をいただき、初版在庫がなくなってしまいました。ご注文をいただいたお客様や書店様にご迷惑をおかけし、お詫び申しあげます。

急ぎ、増刷の手配をしました。3月7日(月)に2刷ができあがってくる予定で、3月8日には、取次各社に納品できる予定です。

ご迷惑をおかけしますが、いましばらくお待ちいただければ幸いです。今後とも、よろしくお願いいたします。

『フェアアイル・ニッティングーーシェットランドからの贈りもの』
佐藤ちひろ著

  A4判、140頁
  定価2,520円
  発行:ガイア・オペレーションズ
  発売:英治出版
  2月14日、発売予定

  イギリスの北東に位置する小さな島、フェア島(シェットランド諸島の島)。
  その島に古くから伝わる伝統の編み物「フェアアイル・ニッティング」に
  魅せられた著者が、20年間にわたり培った技法を書き下ろした
  ファン待望の本です。

2011年02月28日

2011年2月/新刊案内『フェアアイル・ニッティング』

『フェアアイル・ニッティングーーシェットランドからの贈りもの』
佐藤ちひろ著

  A4判、140頁
  定価2,520円
  発行:ガイア・オペレーションズ
  発売:英治出版
  2月14日、発売予定

  イギリスの北東に位置する小さな島、フェア島(シェットランド諸島の島)。
  その島に古くから伝わる伝統の編み物「フェアアイル・ニッティング」に
  魅せられた著者が、20年間にわたり培った技法を書き下ろした
  ファン待望の本です。

  発売予定は2月14日ですが、ほんの少し、内容をご紹介しましょう。


    ●まえがき             ●目次
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    ●エッセイ/シェットランドからの贈りもの
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    ●著者が編んだ作品の一覧
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    ●各作品の編み方解説
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このほかにも、愉しい情報が盛りだくさん。

以下に、本書の特徴をご案内します。

パッケージ

●A4判(タテ29.7×ヨコ21cm)の大判で、編み図や配色図をできるかぎり大きく掲載。

●ラフ書籍用紙を使用し、反射の少ない、見やすく美しいカラー印刷(一部、モノクロ)。

●PUR(強化糊)+オープン・バック製本を使用し、ページの開き具合が快適


内容

●入門解説:フェアアイル・ニッティングの伝統的な編み方を、わかりやすく解説。

●作品解説:1作品に4ページを費やし、見本写真(カラー)のすぐあとに、編み図や配色図を配置。
ベスト、セーター、カーディガンに加え、ショールやケープ、マフラー、帽子など、主に21点のオリジナル作品を紹介。

●エッセイ:著者が撮影したシェットランドの写真を交えて、現地の姿や交流体験をエッセイで紹介。

●付録/1:著者が現地で手に入れた、糸かせ繰り器やドレッシング・ボードなどを紹介。

●付録/2:毛糸の色見本帳と、色番号順の毛糸番号リストを掲載。

●付録/3:シェットランド諸島のマップを掲載。

ここで、著者について、かんたんに紹介します。

佐藤ちひろ:5歳のときから、祖母に手編みを習う。1989年、初めてシェットランドを訪れ、 
その毛糸のもつ微妙な色合いと色数の多さに感激し、個人輸入をはじめる。 
それ以来、毎年シェットランドを訪れ、フェアアイル・ニッティングの伝統技法を 
学ぶとともに、交流を深める。また、シェットランド毛糸を通販する「SHAELA」を設立し、代表に。 
スクーリングなどを通して、フェアアイル・ニッティングの魅力を多くの人に伝えている。

本書で、フェアアイル・ニッティングの世界を、思う存分、愉しんでいただければ幸いです。