2011年03月25日

2011年3月25日 『パノラマ』

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(C)photo by Masaru Nakamoto

前回、紹介した仲本先生の作品を紹介しよう。
上の作品は、大英博物館の写真をもとに構成した作品だ。
写真をクリックすると、少し大きな写真を見ることができる。

いま編集作業に入っている、この作品集の仮タイトルは、
『メルカトル・パノラマ』である。

地図のメルカトル図法にヒントを得て、360度パノラマの視点を加えて
着想したものだという。

なぜか私は、手塚治虫の『ふしぎな少年』を思い出した。
時間を自在に止めたり動かしたりできる少年のストーリーだが、
その少年が足を踏み入れた4次元空間の光景がふと脳裏に浮かんだのだ。

あるいは、我々の世界認識のあり方、などというと大げさかもしれないが、
我々は世界を断片的に感覚し、それをつなぎあわせて1つに流れているような
世界、あるいはストーリーを構成していることを気づかせてくれる。

さて、どんな具合に本にまとまってゆくか、楽しみである。

2011年03月24日

2011年3月23日 仲本先生と打合せ

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『栄町-ポラントリュイ肖像写真集』仲本賢著、本文より


東京へ出張でいらした沖縄県立芸大の仲本先生と打合せ。
仲本先生は、昨年の11月に、弊社から写真集
『栄町-ポラントリュイ肖像写真集』を出版された。

『栄町』は、本文の左ページに、那覇の栄町周辺に住んでいる市井の方々の肖像写真を、
右ページに、スイス・ポラントリュイの住民の肖像写真を収録した、シンプルな写真集。
気どらない、素顔の表情が伝わってきて、ほのぼのとした気持ちになれる。

昨年、本の出版のすぐあとに、スイスでも展示会を行い、
現地の方々にも好評だったようだ。

那覇ではたびたびお会いしていたが、なかなか飲む機会がなく、
今回、打合せのあと、初めて一献傾けることになった。

2冊目の作品集は、『メルカトル・パノラマ』という仮タイトルで、
奇抜な写真アート本といったところだ。

風景を数十分割してパノラマ風に撮影し、それを組み合わせたもので、
曼陀羅のようにも、テクノアートのようにも見える不思議な作品だ。

今年の9月に発行予定で、また詳しくご紹介していきたい。