2020年01月10日

雲を眺めに逗子海岸 No.1431/2020.1.10(木)

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(写真をクリックすると拡大します/SIGMA DP0 Quattro)

今日も、それほど寒くはなかった。
寒くないと、ついつい浜辺に長居してしまう。
海はおだやかで、ひっそりとしている。
東の空には、ほぼ満月に近い月が、煌々と光を放っている。
金星がたなびく雲間で見えかくれしている。
小寒の初候も今日でおわり、明日から次候。

小寒/初候(67候:1月6〜10日)
芹すなわち栄う。
日の出  6:51(前日  6:51)
日の入 16:46(前日 16:46)

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2020年01月09日

雲を眺めに逗子海岸 No.1430/2020.1.9(木)

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(写真をクリックすると拡大します/SIGMA DP0 Quattro)

思いのほか暖かく、手袋をぬいでも寒くない。
波のうねりがやや強く、貝殻がたくさん寄っていた。
撮影しながら貝を拾っていたら、タコノマクラがたくさん落ちていた。
持ち帰って数えたら、三十数枚あって、我ながらあきれた。
それにしても、タコノマクラのあの五枚の花びらのような模様には
いつも感心してしまう。

小寒/初候(67候:1月6〜10日)
芹すなわち栄う。
日の出  6:51(前日  6:51)
日の入 16:46(前日 16:45)

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2020年01月06日

雲を眺めに逗子海岸 No.1429/2020.1.6(月)

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(写真をクリックすると拡大します/SIGMA DP0 Quattro)

今日から小寒に入る。
とはいえ、夕暮れの浜辺は暖かく、空気がしっとりと丸みを帯びていた。
春がようすをうかがいに来たのだろうか。

小寒/初候(67候:1月6〜10日)
芹すなわち栄う。
日の出  6:51(前日  6:51)
日の入 16:43(前日 16:42)

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2020年01月05日

雲を眺めに逗子海岸 No.1428/2020.1.5(日)

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(写真をクリックすると拡大します/SIGMA DP0 Quattro)

雲はほとんどなく、手持ちぶさたなので、富士のようすをうかがう。
寒さで縮んでいるかのよう。
小さな長くのびる波のせいで、波打ち際に面白い砂紋が広がる。
冬至も今日で終わり。
明日から小寒で、そのあとの大寒と、七十二候も残すところあとふたつ。
立春がもうそこまで来ているが、これから寒さの本番をむかえる。

冬至/末候(66候:1月1〜5日)
雪わたりて、麦のびる。
日の出  6:51(前日  6:51)
日の入 16:42(前日 16:41)

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2020年01月01日

雲を眺めに逗子海岸 No.1427/2020.1.1(水)

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(写真をクリックすると拡大します/SIGMA DP0 Quattro)

今日も、茜色の夕焼けがゆっくりと闇に包まれてゆく。
元旦の浜辺は、さすがに人が多いが、闇が降りてくるころには
ほとんど人の気配はなくなる。
金星は、今宵も元気に光を放っている。
ここ数日、波打ち際の浅瀬で、水鳥が一羽、何度も水中に潜っている。
魚を追いかけているのだろう。この寒さで、たいしたものだ。

冬至/末候(66候:1月1〜5日)
雪わたりて、麦のびる。
日の出  6:50(前日  6:50)
日の入 16:39(前日 16:38)
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2019年12月29日

雲を眺めに逗子海岸 No.1425/2019.12.29(日)

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(写真をクリックすると拡大します/SIGMA DP2 Merrill)

暖かくて、風もなく穏やかな夕暮れ。
雲が張り出して、白い空が広がる。
僕の好きな色合いだ。
誰が言ったか忘れたが、宇宙には土曜も日曜もない、と。
ということは、海や山や空には、年末も年始もないと。
いつも泰然自若としている。

冬至/次候(65候:12月27〜31日)
さわしかの角、落つる。
日の出  6:49(前日  6:49)
日の入 16:37(前日 16:36)

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2019年12月28日

雲を眺めに逗子海岸 No.1424/2019.12.27(金)

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(写真をクリックすると拡大します/SIGMA DP0 Quattro)

さすがに、ダウンを2枚着込んで海岸へ。
年末のせいか、雲はほとんど出払っていて、空は閑散としている。
富士山と金星が、黙って向かい合っている。
デ・キリコにちなんで、題名をつけるとすれば、
「金星の神秘と憂鬱」とでもなるだろうか。
富士はこころなし、縮んだように見えた。
雪をかぶって寒いだろうなあ。

庭のユズの実をとってきて、ポン酢をつくる。
十数個しぼるのも、けっこう腕力を使う。
ついでに、お酢のかわりにユズを使って、ユズ酢メシをつくり、
いなり寿司をつくってみた。美味しい。
今日から、冬至の次候に入る。

冬至/次候(65候:12月27〜31日)
さわしかの角、落つる。
日の出  6:49(前日  6:48)
日の入 16:35(前日 16:35)

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2019年12月24日

雲を眺めに逗子海岸 No.1423/2019.12.24(火)

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(写真をクリックすると拡大します/SIGMA DP0 Quattro)

静かな冬の夕暮れ。
浜辺で空を見ていると、無音の世界が広がる。
実際は、海岸通りを行き交う車の騒音とか、人の話し声とか、音がしているはずだ。
でも、音の記憶がない。
意識が空に吸い込まれているのかもしれない。

冬至/初候(64候:12月22〜26日)
乃東(なつかれくさ)、生ず。
日の出  6:48(前日  6:47)
日の入 16:34(前日 16:33)

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2019年12月23日

雲を眺めに逗子海岸 No.1422/2019.12.23(月)

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(写真をクリックすると拡大します/SIGMA DP2 Merrill)

少し雲がたなびいていたが、しだいに薄くなってゆく。
久し振りに、闇が降りてくるまで海岸にいた。
南西のつめたい空に、金星が強い光を放っている。
冬至に入った。冬の底、である。
とはいえ、すでに4分ほど日没の時刻が伸びた。
庭のゆずをとって、風呂に浮かべて暖まる。
布団に入っても、ずっとぽかぽかしていた。

冬至/初候(64候:12月22〜26日)
乃東(なつかれくさ)、生ず。
日の出  6:47(前日  6:47)
日の入 16:33(前日 16:33)

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2019年12月18日

雲を眺めに逗子海岸 No.1421/2019.12.17(火)

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(写真をクリックすると拡大します/SIGMA DP0 Quattro)

ふた月ぶりに海岸へ。
静かな冬の海を堪能する。
最初は乳白色の空が広がっていたが、しだいに茜色に。
すでに大雪の末候で、ほどなく冬至を迎える。
なんども同じことを言って気が引けるが、
すぎゆく時の速さにめまいをおぼえる。
時をおくらせるには、こころをゆっくりと進めるのがいいかもしれない。

大雪/末候(63候:12月17〜21日)
さけの魚、群がる。
日の出  6:44(前日  6:43)
日の入 16:30(前日 16:30)

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2019年10月13日

雲を眺めに逗子海岸 No.1420/2019.10.13(日)

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(写真をクリックすると拡大します/SIGMA DP0 Quattro)

昼ちかく、台風の被害を調べようと庭へ出たとき、
空のあまりの青さと、その透明度に、しばし呆然としてしまう。
幸い、たいした被害はなかったが、各地で大変な被害が出ている。
一日もはやく、ふつうの暮らしに戻ることを祈った。

ふと、観測史上7番目という、2003年に宮古を襲った台風のことを思い出した。
台風が去った数日後、宮古を訪れたが、東急ホテルへ向かう途中、
のきなみ、電柱が倒れ、道をふさいでいたのに驚いた。
そんな経験をしたことがなかったので、しかし、子どものときは
よく停電になり、ロウソクで夜を明かしたことを懐かしく思い出した。
ロウソクの光に、妙に、色気を感じたものだ。

寒露/初候(49候:10月8〜13日)
鴻雁、来たる。
日の出  5:45(前日  5:44)
日の入 17:10(前日 17:11)

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2019年09月23日

雲を眺めに逗子海岸 No.1419/2019.9.23(月)

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(写真をクリックすると拡大します/SIGMA DP0 Quattro)

今日から秋分に入る。
台風17号の影響だろうか、庭の木々が揺れている。
空を見あげると、奥行きがずいぶんと深くなった。
浜辺へ出ると、風が強く、波も高い。
秋分の日を知らせるかのように、盛大に焼けた。
が、秋の空というより、台風の残り香、といった案配だ。
秋が深まってゆく。

秋分/初候(46候:9月23〜27日)
雷すなわち声を収む。
日の出  5:29(前日  5:29)
日の入 17:38(前日 17:39)

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2019年09月19日

雲を眺めに逗子海岸 No.1418/2019.9.19(木)

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(写真をクリックすると拡大します/SIGMA DP0 Quattro)

静かな夕暮れ。
波も穏やかで、風もなく、暑くも寒くもなく、ひっそりとしている。
秋の、このもの静けさは、なんとも心地よい。
この時期、なぜかいつも、ミレーの「落ち穂拾い」の光景を思い浮かべてしまう。

白露/末候(45候:9月18〜22日)
玄鳥(つばめ)、去る。
日の出  5:26(前日  5:26)
日の入 17:44(前日 17:45)

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2019年09月17日

雲を眺めに逗子海岸 No.1417/2019.9.17(火)

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(写真をクリックすると拡大します/SIGMA DP0 Quattro)

夕暮れの空は、すっかり秋の色をまとうようになった。
茜色の、ねばりをもった金属のような波がゆっくりと押し寄せる。
海の家もすっかり姿を消したが、平日なのに人が多い。
夏の名残を惜しんで、浜辺に来ているのだろうか。
宵の口、虫の音が盛大に聞こえる。
猛暑があっというまに去り、秋が深まってゆく。

白露/次候(44候:9月13〜17日)
鶺鴒、鳴く。
日の出  5:25(前日  5:24)
日の入 17:47(前日 17:48)

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2019年09月01日

雲を眺めに逗子海岸 No.1416/2019.8.31(土)

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(写真をクリックすると拡大します/SIGMA DP2 Merrill)

ここ数日、風が吹き、雲が流れ、やや強い波が打ち返す。
空は、秋の色に変わりつつある。
今日で8月も終わる。
海の家の営業も、明日9月1日までのようだ。
また静かな浜辺が戻ってくる。

処暑/次候(41候:8月28〜9月2日)
天地、初めて寒し。
日の出  5:12(前日  5:12)
日の入 18:11(前日 18:12)

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雲を眺めに逗子海岸 No.1415/2019.8.30(金)

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(写真をクリックすると拡大します/SIGMA DP0 Quattro)

珍しく大きな虹が現れた。
今や、ほとんどの人が電話とカメラを持っている。
たくさんの人がシャッターを押している光景は、不思議だ。
今日も、沖から、心地よい風が吹いてくる。

処暑/次候(41候:8月28〜9月2日)
天地、初めて寒し。
日の出  5:12(前日  5:11)
日の入 18:12(前日 18:14)

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2019年08月29日

雲を眺めに逗子海岸 No.1414/2019.8.29(木)

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(写真をクリックすると拡大します/SIGMA DP0 Quattro)

八月が終わろうとしている。
海から吹いてくる風があまりに爽やかで、しばらく、
風を浴びながら、板のように突っ立っていた。
夏の子どもたちも、こころなしか、去りゆく夏への思いが。
日が落ちると、虫の声が、そこかしこから聞こえてくる。

処暑/次候(41候:8月28〜9月2日)
天地、初めて寒し。
日の出  5:11(前日  5:10)
日の入 18:14(前日 18:15)

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2019年08月16日

雲を眺めに逗子海岸 No.1412/2019.8.16(金)

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(写真をクリックすると拡大します/SIGMA DP0 Quattro)

ほぼひと月ぶりに海岸へ。
海岸中央では、黒紗の法衣を着たお坊さんが何人も。
精霊流しがおこなわれていたようだ。

波、風、ともにやや強く、台風の残り香といったあんばい。
陽が沈むころ、少しだけ、夏の青いそらが茜色に染まった。

猛暑がつづいているが、夜半に、廊下の網戸から、
時折、ひんやりした風が入ってくる。
すでに立秋も次候で、夏至のころにくらべると
昼間が一時間とすこし、短くなっている。
七十二候では、ヒグラシのことを「寒蝉」と書く。
すっかり忘れていた。

立秋/次候(38候:8月13〜17日)
寒蝉、鳴く。
日の出  5:01(前日  5:00)
日の入 18:30(前日 18:31)
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2019年07月19日

雲を眺めに逗子海岸 No.1411/2019.7.19(金)

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(写真をクリックすると拡大します/SIGMA DP0 Quattro)

ひさしぶりの撮影。
梅雨がつづいて、どんよりとした空模様や雨の日々。
それもまた味わい深い。
晴れがつづけば雨がほしいといい、曇りがつづけば晴れ間をこいねがう。
人は、自然がじぶんの思うとおりにいかないと、へそを曲げる。
晴れ間はのぞかずとも、じっとしていると汗がにじんでくる。
夏は夏である。

小暑/末候(33候:7月18〜22日)
鷹すなわち技をならう。
日の出  4:40(前日  4:39)
日の入 18:55(前日 18:55)

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2019年07月08日

雲を眺めに逗子海岸 No.1410/2019.7.8(月)

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(写真をクリックすると拡大します/SIGMA DP0 Quattro)

今年の梅雨は、とても梅雨らしい日々になっている。
午後おそく、ひさしぶりに夏らしい青い空を見た。
が、それもほんのつかの間。
夕暮れに海岸へ出てみると、空はほとんど雲におおわれていた。
きのうからすでに小暑に入り、日の出も遅く、日の入りも早くなりはじめたが、
夏はこれからが本番である。

小暑/初候(31候:7月7〜12日)
温風、至る。
日の出  4:33(前日  4:33)
日の入 18:59(前日 18:59)

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