2016年12月30日

雲を眺めに逗子海岸 No.1136/2016.12.30(金)

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(写真をクリックすると拡大します/シグマ、DP0 Quattro)

静かな夕暮れだった。
這うような雲が長く棚引いている。
それほど寒くはないが、指先に息をかけたくなる。
明日から、冬至も末候に入る。

仲冬/冬至/次候(65候:12月26〜30日)
大鹿の角、落つる。
日の出  6:50(前日  6:50)
日の入 16:39(前日 16:38)

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雲を眺めに逗子海岸 No.1135/2016.12.29(木)

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日中は強い風が吹き渡っていたので、夕方はどんな雲がでるだろうかと期待した。
ところが。夕方、風は収まり、雲はどこかへ行ってしまった。
こういうときは、富士と砂紋に語りかけるしかない。

海は母で、年末は忙しく立ち働いている。
山は父で、ただ座して虚空を見上げている。
雲は子で、あっという間に、どこかへ遊びに行ってしまった。
浜辺は、年末であろうと、泰然自若にふるまっている姿がたのもしい。
私も、そんな人になりたい。

仲冬/冬至/次候(65候:12月26〜30日)
大鹿の角、落つる。
日の出  6:50(前日  6:50)
日の入 16:38(前日 16:37)

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2016年12月27日

雲を眺めに逗子海岸 No.1134/2016.12.27(火)

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南西の風が、生暖かい。
海は大荒れで、波間にサーファーがたくさん浮いている。
日が落ちるころには、北寄りの風となり、少し冷たくなってきた。
冬至も次候に入り、日の入りの時刻が伸びている。
七十二候も残り七つとなった。

仲冬/冬至/次候(65候:12月26〜30日)
大鹿の角、落つる。
日の出  6:49(前日  6:49)
日の入 16:37(前日 16:36)
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2016年12月24日

雲を眺めに逗子海岸 No.1133/2016.12.24(土)

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すこし寒さが戻ったようだ。
海のうねりは、やや強かった。
日が落ちてしばらくしてから、西のそらが桃色に染まった。
なんだか、とても暖かな気分になる桃色だ。

仲冬/冬至/初候(64候:12月21〜25日)
夏枯草、生ず。
日の出  6:48(前日  6:48)
日の入 16:35(前日 16:34)

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雲を眺めに逗子海岸 No.1132/2016.12.23(金)

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荒れ模様の夕暮れ。
烈風と生暖かさで、春一番のような天候。
レンズの前に取り付けた保護フィルターには、潮の粒がびっしりと付着する。

仲冬/冬至/初候(64候:12月21〜25日)
夏枯草、生ず。
日の出  6:48(前日  6:48)
日の入 16:34(前日 16:34)

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2016年12月21日

雲を眺めに逗子海岸 No.1131/2016.12.21(水)

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今日も暖かい。
久しぶりに、西の空が赤く燃えあがった。
折り畳みの椅子を持っていったので、波打ち際で椅子にすわり、
闇が降りるまで、ぼんやり空を眺めたり、シャッターを切ったり。

今日から冬至に入る。
太陰太陽暦では、一年を四つにわけた重要な節目が、冬至と夏至である。
これを二至(にし)という。
あと二つは、春分と秋分で、これを二分という。
これらを合わせて、二至二分という。
七十二候も、あますところ八候、すなわち二節気となった。

最近は、なんだか、1月1日から12月31日というグレゴリオ暦より、
2月4日立春〜1月20日(〜2月3日)大寒のほうが、好きになってきた。
自然をあやつろうとするのではなく、自然に寄り添う暮らしのほうが
心地良いことに気づいたのである。

晩冬/冬至/初候(64候:12月21〜25日)
夏枯草、生ず。
日の出  6:47(前日  6:46)
日の入 16:33(前日 16:33)

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2016年12月20日

雲を眺めに逗子海岸 No.1130/2016.12.20(火)

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早春のような陽気だ。
浜辺で頬にあたる微風が、寒くなく、心地よい。
それにしても、こうも雲が出払っていると、打つ手なし、だ。
仕方なく、浜辺の南側(左側)へ富士を拝みにゆく。
富士もなんだか、手持ちぶさたのようだ。
今日で大雪もおわり、明日から冬至の節に入る。

初冬/大雪/末候(63候:12月16〜20日)
鮭の魚、群がる。
日の出  6:46(前日  6:46)
日の入 16:33(前日 16:32)

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2016年12月19日

雲を眺めに逗子海岸 No.1129/2016.12.19(月)

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今日も暖かい一日だった。
11月の陽気だという。
小春日和、といえばいいか。
夕暮れどきの雲も、梅か桜が咲いたような形をしていた。
明後日には、冬至に入る。
冬も気合いを入れ直してくるにちがいない。

初冬/大雪/末候(63候:12月16〜20日)
鮭の魚、群がる。
日の出  6:46(前日  6:45)
日の入 16:32(前日 16:32)

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2016年12月18日

雲を眺めに逗子海岸 No.1128/2016.12.18(日)

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今日は、暖かい一日だった。
雲が少ないときは、空が手持ちぶさたで、
富士を眺めにいくことが多い。
今日の富士は、散髪あとのように、なぜかすっきりした印象だ。

日曜のせいか、浜辺には人が大勢いる。
すでに日の入りは3分ほど伸びている。
日の出は、冬至ころまで、まだ遅くなる。
暖かいのと、かすかに日が延びたせいで、
冬が終わり、春がきたような錯覚を覚える。
だが、寒い冬は、まだまだこれからだ。

初冬/大雪/末候(63候:12月16〜20日)
鮭の魚、群がる。
日の出  6:45(前日  6:45)
日の入 16:32(前日 16:32)

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2016年12月16日

雲を眺めに逗子海岸 No.1127/2016.12.16(金)

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凍りつくような夕暮れ。
じっと座っていると、そのまま固形物になりそうだ。
深い冬の底が広がる。

JR逗子駅前のロータリーの一角にある書店が、今月いっぱいで閉じるという。
駅と書店のペアは、なくてはならないもののように思える。
旅に出て、ひなびた駅に降り立ち、駅前の小さな本屋をみつけると、
買うつもりもないのに、ふと、立ち寄ってしまう。
文化といった抽象的なものではなく、人の暮らしのよすがが、
棚と棚のあいだに漂っているような気がする。
残念でならない。
だが、そんなふうに嘆く私も、ほとんどの本を、オンライン書店で買っている。
もはや、小売りという機能だけで実店舗の書店を運営するのは、
困難な時代になってしまったのだろうか。
本から漂ってくる喜びを活かす、なんらかの価値がまだ眠っているような気もする。

初冬/大雪/末候(63候:12月16〜20日)
鮭の魚、群がる。
日の出  6:44(前日  6:43)
日の入 16:31(前日 16:31)

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2016年12月12日

雲を眺めに逗子海岸 No.1126/2016.12.12(月)

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今日も、冬らしい一日。
珍しく、茜色に染まることもなく、重量感のある雲が流れてゆく。
モノトーンな世界も、なんとも味わい深い。
背後には、満月まぢかの月が、薄い雲におおわれている。

初冬/大雪/次候(62候:12月11〜15日)
熊、穴にこもる。
日の出  6:41(前日  6:40)
日の入 16:30(前日 16:30)

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2016年12月11日

雲を眺めに逗子海岸 No.1125/2016.12.11(日)

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(写真をクリックすると拡大します/シグマ、DP0 Quattro)

やや雲が多く、ゆっくりと形をかえて流れてゆく。
大雪も次候に入り、指の芯まで寒さが侵入してくる。
でも、それが心地よい。
静かな冬のなかで英気をやしない、春を想う。

初冬/大雪/次候(62候:12月11〜15日)
熊、穴にこもる。
日の出  6:40(前日  6:40)
日の入 16:30(前日 16:30)

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2016年12月10日

雲を眺めに逗子海岸 No.1124/2016.12.10(土)

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(写真をクリックすると拡大します/シグマ、DP2 Merrill)

大雪(たいせつ)に入り、冬が腰を落ち着けたようだ。
関東の海沿いでは、晴れの日がつづくようになる。
すでに日の入りの時刻が伸びはじめた。
冬の底にいる。

初冬/大雪/初候(61候:12月7〜10日)
空寒く、冬となる。
日の出  6:40(前日  6:39)
日の入 16:30(前日 16:30)

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2016年12月06日

雲を眺めに逗子海岸 No.1123/2016.12.6(火)

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今日で小雪がおわり、明日から、大雪(たいせつ)に入る。
そのけじめをつけたいのか、一気に冬に舞い戻った。
空も、冬の色にそまる。漆黒のような青。
そういえば、藍より青く、というドラマがあったなと
ぼんやり思い浮かべた。
この季節の金星は、孤高の輝きを放つ。

初冬/小雪/末候(60候:12月2〜6日)
橘、初めて黄ばむ。
日の出  6:37(前日  6:36)
日の入 16:29(前日 16:29)

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2016年12月05日

雲を眺めに逗子海岸 No.1122/2016.12.5(月)

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晩夏のような暖かさ。
沖縄の友人からの便りでは、12月に入って扇風機をしまったが、
今日は蒸し暑くて往生したと記されていた。
沖縄も二十四節気を採用しているというが、
七十二候は、沖縄独自の呼び名が必要なのかもしれない。

初冬/小雪/末候(60候:12月2〜6日)
橘、初めて黄ばむ。
日の出  6:36(前日  6:35)
日の入 16:29(前日 16:29)

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2016年12月04日

雲を眺めに逗子海岸 No.1121/2016.12.3(土)

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日の入りは、午後4時29分で、これが底値だ。
数日すると、日が延びはじめる。
つまり、本格的な冬がスタートするのと同時に、夏への扉が開く。
夏への扉・・・ハインラインの書名でもある。
もう一度、読みたくなってしまった。

初冬/小雪/末候(60候:12月2〜6日)
橘、初めて黄ばむ。
日の出  6:34(前日  6:33)
日の入 16:29(前日 16:29)

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2016年12月02日

雲を眺めに逗子海岸 No.1120/2016.12.2(金)

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(写真をクリックすると拡大します/シグマ、DP2 Merrill)

きょうも暖かい一日だった。
細い月が、ふわりと浮かんでいるのを眺める。
と、海面に不審な姿が。おお、ネッシーか?
よく見ると、顔見知りの犬が、のんびり泳いでいたのだ。
寒くないのか? ま、毛皮を着ているものな、と妙な納得をする。
冬は、空の蒼が美しい。

初冬/小雪/末候(60候:12月2〜6日)
橘、初めて黄ばむ。
日の出  6:33(前日  6:32)
日の入 16:29(前日 16:30)

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2016年11月30日

雲を眺めに逗子海岸 No.1119/2016.11.30(水)

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今日は、すこし暖かく感じた。
からだが冬に慣れてきたせいだろうか。
今日も、どんよりと雲が垂れ込めた夕暮れ。
午後5時40分。ほとんど闇が降りているのに、
ゆっくりとしたスピードでシャッターを切ると(10秒!)、
肉眼では見えない雲のひだが写っている。
その点ではリアルとは言えないのだろうが、
高感度の目をもった動物なら、もしかすると、
こんなふうに見えているのかもしれない。

初冬/小雪/次候(59候:11月27〜12月1日)
北風、木の葉を払う。
日の出  6:31(前日  6:30)
日の入 16:29(前日 16:29)

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2016年11月29日

雲を眺めに逗子海岸 No.1118/2016.11.29(火)

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(写真をクリックすると拡大します/シグマ、DP0 Quattro)

ほつれた糸のかたまりのような雲が流れてゆく。
今日も静かな夕暮れだった。
あまりに静かなので、静かとはどういうことか、と考えてしまう。
静かとは、動かない世界にちがいない。
ひっそりと、永遠が煮詰まってゆくような時の流れ。
その時の流れに意識が溶け込んでいく姿なのかもしれない。

初冬/小雪/次候(59候:11月27〜12月1日)
北風、木の葉を払う。
日の出  6:30(前日  6:29)
日の入 16:29(前日 16:29)

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2016年11月28日

雲を眺めに逗子海岸 No.1117/2016.11.28(月)

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(写真をクリックすると拡大します/シグマ、DP0 Quattro)

雲がずいぶん下まで降りてきて、夕陽の名残りが、細い隙間からのぞいている。
静かだ。ちょうど、昼が10時間、夜が12時間となった。
冬がすこしずつ深まってゆく。

初冬/小雪/次候(59候:11月27〜12月1日)
北風、木の葉を払う。
日の出  6:29(前日  6:28)
日の入 16:29(前日 16:30)

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