2010年07月10日

★ガイアート・バザールのご案内(5)2010年7月10日

ガイアート・バザールの9日目。
今日は、プロのフォトグラファー、和田剛さんの撮影会。

宮古の人たちの「今を記録する」というコラボレイション。
カフェ・ブレスのオーナー、天久さんのお父上の「秘密の遊び場」が会場。

予想もしていなかった場所に、ひっそりと広がるジャングル。
芝生で裸足になると、心が溶け出していく。
写真は、撮影希望のお客様と歓談する和田剛さん。

撮影会には、地元のご家族、内地から訪れた旅行者、内地から宮古へ
移住した人など、多彩な顔ぶれ。


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予定を1時間ほど超え、午後7時に撮影会を終える。
和田剛さんは、のべ30人ほどのお客様のポートレイトを
笑顔をたやすことなく精力的に撮りつづけた。
さすがプロ、というしかない。

会場をあとにして、宿へ戻る途中、天音画伯とパイナガマビーチへ。
地元の子どもたちが、闇が濃くなる浜辺で元気に遊んでいる。

昼間の熱暑から一息つくように、雲たちが休息している。
伊良部の灯火が、ほんのすこし、せつない。


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2010年07月07日

★ガイアート・バザールのご案内(4)2010年7月7日

7月2日からスタートした〈ガイアート・バザール2010〉も、きょうで6日目だ。
あれこれ追い立てられて、ブログを更新できなかった。

最初のころの展示セッティングをご紹介しよう。
ブックカフェ・ブレスの入り口。


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天音画伯の作品。
いい雰囲気で額装されている。
那覇で特注したものだという。


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ブレスの入り口を入って右面の壁は、来間島でみた
ヒマワリの色を連想させた。
ダニエルさんの展示は、すべて宮古島で撮った壁を選んでいる。


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和田剛さんの作品は、アイスランドとキューバだ。
生成(きなり)の額が、まさに自然の息づかいを伝えている。


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私の作品は、あちこちに点在している。
ブレスの空間は、思っていた以上に広く、というより、
展示会をすることになって、リアルな広さを実感した。


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逗子のオフィスで額装作業をしていたときは、かなりの圧迫感を
感じたが、ブレスでは、逆に、控えめな雰囲気だ。


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今回のバザールには、英治出版も協力してくれた。
宮古島で暮らしている人たちにヒットしそうな(?)

 チーム・ダーウィン
 辺境遊記
 ソングライン
 人を助けるとはどういうことか
 こころのウイルス
 働くおうちの親子ごはん
 働くおうちの親子ごはん 朝ごはん編

などを展示・販売している。

レポートは、追ってまた。

★ガイアート・バザールのご案内(2)2010年6月28日

早いもので、今週の2日(金)から、沖縄県・宮古島で、ガイアート・
バザールが開催されます。

友人、知人など、あれこれブログで案内してくれています。
その一部を、以下にご紹介します。

バーをクリックしていただくと、各ブログへジャンプします。
ぜひ、のぞいてみてください。

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★ガイアート・バザールのご案内(3)2010年6月30日

今回のガイアート・バザールでは、私も『孤島の発見』関連の作品を
額装して展示する。

これまでの作品をざっと見直し、いくつか選ぶ作業は、楽しくもあり、
かなり手間のかかる作業でもあった。

時間がたつと、かつて現像したときの感覚がズレてくる。
全体をもっと淡くしようとか、トリミングを微妙に変えようとか、
いわば好みが変わってしまっている。

『孤島の発見』出版後も、たびたび宮古を訪れており、『孤島』に
未収録の作品も、プリントしてみた。

まるで、引っ越しの片づけをしているときに、押し入れの奥に
しまわれていた古い日記帳をおもわず読みふけってしまうような
懐かしき想いに引き寄せられる。

すでにブログでとりあげたものがほとんどだが、
今回額装した写真をいくつか紹介しよう。
すべて、『孤島の発見』未収録の作品だ。


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●東平安名崎の灯台をのぞむ 2009年10月6日撮影


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●東平安名崎の突端に訪れる大波 2009年10月6日撮影


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●東平安名崎から沖合の岩礁をのぞむ 2009年10月6日撮影


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●東平安名崎の入道雲にかくれる虹 2009年7月7日撮影


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●東平安名崎へいたる道 2009年7月7日撮影


うかつなことに、東平安名崎の写真ばかりだということに気づいた。
この地は、私にとって、いわく言いがたい場所である。
自分が開放される場所、というと大げさすぎるが、
東平安名崎は、いつも深い郷愁を感じさせてくれる。