2020年11月03日

雲を眺めに逗子海岸 No.1491/2020.11.3(火)

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(写真をクリックすると拡大します/SIGMA DP0 Quattro)

南の湿った風の匂いがする。
気温が高いからなのか、ぼんやりと霞んだ夕暮れ。
水蒸気が昇っているのかもしれない。
海は穏やか。

人がやけに多い。
家に戻り、このブログを更新しているとき気づいた。
文化の日。祝日。もはや曜日など消し飛んでいる。
宇宙には曜日がないので、ぼくは宇宙暦で暮らしていることになる。
いや、宇宙には、暦すらないだろう。
それを勘定する者がいないからだ。
日を追うごとに、星の輝きが鮮やかになってゆく。
週末には、とうとう立冬に入る。

霜降/末候(54候:11月2〜6日)
楓(もみじ)蔦(つた)黄ばむ。
日の出  6:05(前日  6:04)
日の入 16:45(前日 16:46)
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2020年10月30日

雲を眺めに逗子海岸 No.1490/2020.10.29(木)

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(写真をクリックすると拡大します/SIGMA DP0 Quattro)

ほとんど雲もなく、静かな秋の夕暮れ。
海が静かで、沖まで歩いていけそうな気になる。
シーカヤックでもやってみようか、という気にさせる凪である。
この季節の夕暮れには、メセニーの「ミズーリの空の彼方へ」がよく似合う。

霜降の次候に入った。
季節のことばは「小雨ときどき降る」だが、秋晴れの日がつづいている。
とうとう、日の出が6時台に。
夜は長く、ランプのあかりの外にコーヒーの湯気が消えてゆく。

霜降/次候(53候:10月28〜11月1日)
小雨ときどき降る。
日の出  6:00(前日  5:59)
日の入 16:50(前日 16:51)

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2020年10月26日

雲を眺めに逗子海岸 No.1489/2020.10.26(月)

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(写真をクリックすると拡大します/SIGMA DP0 Quattro)

月曜の平日なのに、海岸は人が多い。
秋晴れで暖かいからだろうか。
夕暮れは、熟れた柿のような色だ。
秋が深まってゆく。
この霜降が過ぎれば立冬。

霜降/初候(52候:10月23〜27日)
霜初めて降る。
日の出  5:57(前日  5:56)
日の入 16:53(前日 16:54)

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2020年10月23日

雲を眺めに逗子海岸 No.1488/2020.10.23(金)

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(写真をクリックすると拡大します/SIGMA DP0 Quattro)

きょうから霜降。
雲の切れ間が赤く染まり、あでやかな夕暮れ。
すこしずつ、炎がおさまり、乳白色の空に消えてゆく。

南の空には、雲のあいだから半月が控えめに顔を出す。
西の空、稜線の近く、カッターで切ったような光が顔を出す。
幻日か、太陽柱だろうか、あるいは、たんなる夕陽の反射なのか。
日が落ち、闇が降りてからも雲はほんのり焼けたまま、棚引いている。
おもしろい。
やはり、霜降の時期の夕暮れは、変化に富んで味わいぶかいものだ。

霜降/初候(52候:10月23〜27日)
霜初めて降る。
日の出  5:55(前日  5:54)
日の入 16:56(前日 16:58)

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雲を眺めに逗子海岸 No.1487/2020.10.22(木)

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(写真をクリックすると拡大します/SIGMA DP0 Quattro)

近所へ出かけて家に戻る途中、空が燃えはじめた。
もう夕焼けかと思ったら、日の入りがすでに午後5時を割っている。
日の出もあと数分で、6時台に入る。夜が勢力を広げている。

きょうで寒露もおしまい。明日から霜降だ。
霜降のころが、一年のなかで、夕焼けが最もあでやかになるような気がする。
そして、きりぎりすにならい、戸を閉めて、長い冬眠ならぬ、室内生活に入るか。

寒露/末候(51候:10月18〜22日)
きりぎりす、戸にあり。
日の出  5:54(前日  5:53)
日の入 16:58(前日 16:59)

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2020年10月18日

雲を眺めに逗子海岸 No.1486/2020.10.18(日)

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(写真をクリックすると拡大します/SIGMA DP0 Quattro/SIGMA DP2 Merrill)

きょうから寒露の末候。
夕方は乳白色の雲が張り出してきたので、撮影はやめるかなと思っていたら、
珍しく友だちのシゲさんから電話がくる。なんだろうと思って出ると、
「いま、稲村ヶ崎を車で通っていたら、夕焼けがすごくて、みんな写真を撮ってますよ」
というお知らせだった。お礼を言って、急ぎ、海岸へ。
こういう曇り空で、雲の切れ間のあるときは、けっこう危ない。
危ない、というのは、圧巻の夕焼けになることがある、ということだ。
海岸へでると、やけに人が多い。どうやら日曜日のようだ。
もはや、曜日などという概念が脳から消えていく日々である。
それにしても、寒露から霜降にかけては、美しい夕景になることが多い。
月齢1.3の月が稜線のすぐ上に浮かんでいる。
糸のような三日月だ。漆黒の山に吸い込まれていくまで、眺めていた。

寒露/末候(51候:10月18〜22日)
きりぎりす、戸にあり。
日の出  5:50(前日  5:49)
日の入 17:02(前日 17:04)

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2020年10月13日

雲を眺めに逗子海岸 No.1485/2020.10.12(月)

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(写真をクリックすると拡大します/SIGMA DP0 Quattro)

肋骨のような雲が広がっていた。
そういえば、最近はスペアリブを食べていないなあ、などと思う。
日が落ちると、丹沢の稜線は茜色に染まる。
秋の色が、濃くなってゆく。
今日も暖かく、部屋のなかではTシャツ一枚である。
買い出しへ出て、つい缶ビールを買ってしまう。
これも気温のなせるワザか。

寒露/初候(49候:10月8〜12日)
鴻雁、きたる。
日の出  5:45(前日  5:44)
日の入 17:10(前日 17:12)

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2020年10月11日

雲を眺めに逗子海岸 No.1484/2020.10.11(日)

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(写真をクリックすると拡大します/SIGMA DP0 Quattro)

すでに寒露に入った。
とはいえ、南の海に戻っていった台風のおかげか、
だいぶ気温があがった。
残暑と晩秋が行ったり来たりのようだ。
とはいえ、夕空はますます秋の色にそまってきた。
浜辺を歩いていると、南西のほうから一羽、まさに雁が飛んできた。
なんだか青息吐息で、疲れ切っているように見える。
群れからはぐれてしまったのだろうか。
がんばれ、と言葉を送ってみた。

寒露/初候(49候:10月8〜12日)
鴻雁、きたる。
日の出  5:44(前日  5:43)
日の入 17:12(前日 17:13)

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2020年10月05日

雲を眺めに逗子海岸 No.1483/2020.10.4(日)

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(写真をクリックすると拡大します/SIGMA DP0 Quattro)

秋の日はつるべ落とし。
あっという間に暗くなってゆく。
夜と親しくなるということは、月や星と仲良くなることだろうか。
静かな夜に、静かな本を読みたくなる季節だ。

秋分/末候(48候:10月3〜7日)
水初めて涸るる。
日の出  5:38(前日  5:38)
日の入 17:21(前日 17:23)

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2020年09月27日

雲を眺めに逗子海岸 No.1482/2020.9.27(日)

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(写真をクリックすると拡大します/SIGMA DP0 Quattro)

久しぶりに晴れ間がのぞいた。
空の奥行きが増していく。
闇が迫ると、雲間に浮かんだ木星が、くっきりと輝いていた。
今日で秋分の初校も終わり。
昼が2分ほど短くなった。
この秋、はじめて「おでん」をつくった。
大根の皮をむいたり、こんにゃくの下茹でをしたりしていると、
静かなこころもちになってくる。

秋分/初候(46候:9月22〜27日)
雷すなわち声を収む。
日の出  5:33(前日  5:32)
日の入 17:31(前日 17:33)

posted by サンシロウ at 20:27| Comment(0) | TrackBack(0) | ★雲を眺めに逗子海岸