2020年05月25日

雲を眺めに逗子海岸 No.1460/2020.5.25(月)

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(写真をクリックすると拡大します/SIGMA DP0 Quattro、SIGMA DP2 Merrill)

久しぶりに海岸へ。
前回は、晩春の頃だったが、立夏をすぎて、すでに小満に入っている。
小満は、草木がよく活動し、その気が充満する時節のことをいう。
草木がそうであるなら、僕ら人間も、そういう時節にちがいない。
戸外にいようが屋内にいようが、気を充溢させることが、季節が求めるところだ。

似たような写真の連続だが、夕闇が濃くなってゆく、時の流れにそって並べてみた。
波打ち際ばかり見ていて、ふと目をあげると、鋭利な三日月が僕を見下ろしている。
視線を左にずらすと、大崎の背後から、富士も僕も見ている。
いままで何をしていたの、と言われているような気がして、少しうつむいた。

今日、新型コロナウィルスによる非常事態宣言が解除された。
でも、僕自身についていえば、宣言前も宣言中も宣言後も、たいした変化はない。

そうか、もともと、自粛のような暮らしをしていたのかと、
納得したり自覚できたりしたのが、成果だった。

小満/初候(22候:5月20〜25日)
蚕、起きて桑を食む。
日の出  4:30(前日  4:31)
日の入 18:47(前日 18:46)

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2020年04月30日

番外編/2020.4.30(木)

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(写真をクリックすると拡大します/SIGMA DP0 Quattro、SIGMA DP0 Quattro)

しばらく海岸へ出ないことにした。
そのぶん、何をするわけでもないが、庭に出て、ぼんやりしている。
いい匂いがただよってくるのに気づいた。
蜂や蝶のごとく鼻をひらひらさせて匂いに近づいてゆくと、ツツジの香りだった。
甘く、さわやかで、うっとりしてくる。
今日は、見事な晴天で、心地よい風が吹き抜けてゆく。
この爽やかな春の風が、コロナを鎮めてくれるのを願うばかりだ。

穀雨/末候(18候:4月30〜5月4日)
牡丹、花咲く。
日の出  4:51(前日  4:52)
日の入 18:27(前日 18:26)

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2020年04月24日

雲を眺めに逗子海岸 No.1459/2020.4.24(金)

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(写真をクリックすると拡大します/SIGMA DP0 Quattro)

日が沈むころは、荒れ模様の天候。
南西の風、風力6メートル。
三脚が倒れそうになる。
刻々と雲が形を変えてゆくさまは、見飽きない。

きょうの雲と海は、コルトレーンの
「ジャイアント・ステップス」がよく似あう。
60年前のアルバムとは、とうてい信じられない。

海岸入口には、神奈川県による新型コロナの感染防止策として、
「海岸への立ち入りはお控えください」との立て看板が。
日が落ちるころは、ほんの数人しかみかけないが、
当分、撮影に出かけるのはやめにするか。

穀雨/初候(16候:4月19〜24日)
葭(あし)初めて生ず。
日の出  4:58(前日  4:59)
日の入 18:22(前日 18:21)
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2020年04月21日

雲を眺めに逗子海岸 No.1458/2020.4.21(火)

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(写真をクリックすると拡大します/SIGMA DP0 Quattro)

南西の風がかなり強い。
低い姿勢をとると、顔じゅう砂が吹き付けてくる。
あとで調べたら、風速6メートルだった。
上空もそうとう強い風が吹いているはずだ。
やせ細ったナマコのようなレンズ雲がじっと浮いている。
きょう、頭のなかで鳴り響いたのは、
ブランデンブルク協奏曲の第四番の第三楽章だ。
二本のブロックフレーテのかけあいが楽しい曲だ。
テンポが軽快で、きょうの空にぴったりである。
穀雨に入ったが、しばらく晴れの日がつづきそうだ。

穀雨/初候(16候:4月19〜24日)
葭(あし)初めて生ず。
日の出  5:01(前日  5:03)
日の入 18:19(前日 18:19)
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2020年04月19日

雲を眺めに逗子海岸 No.1457/2020.4.19(日)

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(写真をクリックすると拡大します/SIGMA DP0 Quattro、SIGMA DP2 Merrill)

今日も雲が張り出していたが、風は弱く、浜辺は静かだ。
最近は陽の沈むころに海岸へ行くので、人も少ない。
撮影した写真を家に戻って選ぶとき、音楽を流す。
今日は、パット・メセニーとチャーリー・ヘイドンの
「ビヨンド・ザ・ミズーリ・スカイ」を流していたが、
音楽によく似合う写真を選んでいることに気づいた。
もしマイルスの「オン・ザ・コーナー」を流したら、
もっと違う写真を選んでしまうかもしれない。
気分というのは、不思議なものだ。
目に見えるものだけでなく、音や、匂い、温度や湿度などで、
世界に対する気分が形成されてゆくのかもしれない。
穀雨/初候(16候:4月19〜24日)
葭(あし)初めて生ず。
日の出  5:04(前日  5:05)
日の入 18:18(前日 18:17)
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2020年04月18日

雲を眺めに逗子海岸 No.1456/2020.4.18(土)

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(写真をクリックすると拡大します/SIGMA DP0 Quattro)

天気は大荒れだった。
小石がふってきたような雨の音、
近くで砲弾が破裂したような雷鳴で、目が覚める。

そんな日の夕暮れは、大いに期待して海へ向かう。
サーファーたちも、そんな心持ちに違いない。

だが、思っていたほど海も雲も荒れてはいなかった。
潮の粒を頬に受けながら、雲が去った晴れやかな空に
金星が輝くのを見ていた。


清明/末候(15候:4月14〜18日)
虹、初めてあらわる。
日の出  5:05(前日  5:06)
日の入 18:17(前日 18:16)

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雲を眺めに逗子海岸 No.1455/2020.4.17(金)

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(写真をクリックすると拡大します/SIGMA DP0 Quattro)

今にも雨が落ちてきそうな夕空だった。
梅雨のはしりのようにも見える。
明日は、荒れた天候になると天気予報で言っていた。
人はなぜ空模様によって気分に影響を受けるのか。
これは興味深い問題だ。だれか、研究していないだろうか。
いずれにせよ、重く垂れこめた雲は力強く、
雲好きには、元気が出たり、うれしくなったりする。

清明/末候(15候:4月14〜18日)
虹、初めてあらわる。
日の出  5:06(前日  5:08)
日の入 18:16(前日 18:15)

posted by サンシロウ at 00:45| Comment(0) | TrackBack(0) | ★雲を眺めに逗子海岸

2020年04月14日

雲を眺めに逗子海岸 No.1454/2020.4.14(火)

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(写真をクリックすると拡大します/SIGMA DP0 Quattro)

春が戻ってきたような一日。
風が少し冷たい。
ほとんど雲はなく、よく晴れわたった夕景。
今日も海岸は人が多く歩いている。
清明/末候(15候:4月14〜18日)
虹、初めてあらわる。
日の出  5:10(前日  5:12)
日の入 18:14(前日 18:13)

posted by サンシロウ at 22:35| Comment(0) | TrackBack(0) | ★雲を眺めに逗子海岸

2020年04月11日

雲を眺めに逗子海岸 No.1453/2020.4.11(土)

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(写真をクリックすると拡大します/SIGMA DP0 Quattro)

きょうも風がやや冷たい。
きのうと同じく、雲が張り出している。
上空の風の流れが強いのだろうか、雲は刻々と姿を変え、
見飽きることがない。
暗くなるころ、西南の雲の中に稲妻が光った。
細かい雨粒が落ちてくる。
草木には朗報だろう。
清明/次候(14候:4月9〜13日)
鴻雁、帰る。
日の出  5:14(前日  5:16)
日の入 18:11(前日 18:10)

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2020年04月10日

雲を眺めに逗子海岸 No.1452/2020.4.10(金)

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(写真をクリックすると拡大します/SIGMA DP0 Quattro)

きょうは、空に覆い被さるように雲が張り出していた。
怪しい、不吉な空模様のように思われるかもしれないが、
雲好きにとっては、うっとりする光景だ。
ときおり冷たい北風が吹いてくる。

清明/次候(14候:4月9〜13日)
鴻雁、帰る。
日の出  5:16(前日  5:17)
日の入 18:10(前日 18:10)

posted by サンシロウ at 21:51| Comment(0) | TrackBack(0) | ★雲を眺めに逗子海岸